後戻りをしないためには
後戻りしないためにはアフターケアが重要です
歯並びは口周りの筋肉や舌など、様々な力のバランスで位置を保っています。
しかし年を重ねて口周りの筋力が下がったり、歯茎の状態が長期間悪いと、せっかくきれいに並んだ歯並びも元に戻ってしまいます。また、体調の変化により口呼吸の癖が出来てしまうと、前歯が出てきてしまうことも実際にあります。生理的な原因以外にも舌癖や、歯周病などで歯を失った状態を放置することで、その空いたスペースを補うために他の歯に余分な力がかかってしまい、全体のバランスが崩れてしまうことがあります。
当院では、いつまでもキレイな歯並びで健康な状態に保つためにアフターケアの重要性もお伝えしています。
きれいな歯並びを保つポイント
リテーナー(保定装置)の正しい装着
矯正治療終了後のきれいな歯並びを保つために装着する装置をリテーナーと言います。
舌や唇は無意識のうちに、長い時間を共にした元の歯の位置に戻そうとしてしまいます。そうならないために歯並び前の状態に慣れている唇や舌を新しい歯の位置に慣れてもらうためにリテーナーを装着しきれいな歯の状態をキープしていきます。
1年位様子をみながら、徐々に取り外しができるタイプに変えて、食事の期間だけ、就寝中だけ、と少しずつ外す時間を延ばしていきます。
定期検診で歯の状態・舌の動きなどをチェック
当院では矯正治療後にきれいな歯並びで正しいかみ合わせを保てているか確認するために、定期的に通院していただいています。定期的なクリーニングなどはかかりつけの歯科医で行い、健康な口腔状態をキープしていただき、1年に1度くらいは当院で噛みあわせや歯並びを保てているかチェックするためにご来院いただくようお伝えしています。
(矯正治療は患者さまと長いお付き合いなので、お顔を見る機会が減ってしまうのは少し寂しいですが・・・・)