舌癖や日常の癖
矯正治療できれいにした歯並びが、
舌癖により戻ってしまう可能性があります。
歯には内側から押す舌の力と外側から抑える唇の力と両方の力がかかっています。
その力が正しい状態であれば歯が動くことはなく、正しい場所でとどまりますが、矯正治療をしたあとも矯正治療前の舌の位置や唇の癖が残ったままでいると後戻りをしてしまうことがあります。
せっかくきれいに並んだ歯並びが後戻りしないように当院では「口腔機能療法」という、正しい舌の位置や唇など歯に関連する筋肉のバランスを整えるトレーニングを行っています。
後戻りをしてしまう原因
- ●矯正治療前の舌癖や唇の癖を残したまま矯正治療が終わってしまう
- ●矯正治療と並行して舌のトレーニングをしていない
- ●口呼吸の癖を放置したままにしている
- ●歯ぎしりや食いしばりなどの癖を放置してままにしている
動画で見る舌癖
指しゃぶりや舌癖が歯並びを悪くしてしまいます。
まずはこちらの動画をご覧ください!
ご自宅でのトレーニングが重要です
舌癖は1回トレーニングをしたから改善されるというものではなく、継続してトレーニングをすることが必要です。歯医者で行うトレーニングはもちろんのこと、ご自宅での10分〜15分のトレーニングを続けることで効果が現れ、きれいな歯並びを維持することにつながります。
矯正治療で歯並びをきれいにしたとしても、食べ物を飲み込む時の癖や舌を押し出す癖が治らないと歯はもとの位置にもどってしまうことがあります。そうならないためにも歯医者とご自宅で並行してトレーニングをすることが大切です。